大手キャリアは持込み専用格安プランを作るべき

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docomo au Softbankなどの大手キャリアに対して総理大臣までも「価格が高すぎる」話す程高く感じる携帯通信事情であるが、現状安く使うことができない仕組みができているため高いのだと考える。今回はどうして価格が高いのか、また現状問題となっていることと、これから大手キャリアにどうしてほしいかについて私の意見を説明する。

 

端末と通信の分離が再び必要か

「通信料と端末料金の分離させ、利用者は自由にキャリアを選択出来るようにする。その結果、市場に競争が生まれる」という状態を目指して総務省は通信キャリアを指導する立場であった。最近のSIMロック解除に関しても同目的のためである。

しかし現状、主にスマートフォン向けの通信に対して全く以て理想の状態へ近づいているようには見えない。特に携帯電話を持ち込み契約することが実質不可能であることが最も大きい理由であるように思う。持ち込み契約を行うことは可能ではあるが、高価である。

いわゆるガラケーと呼ばれる携帯電話については、Softbankが参入しホワイトプランを提供し始めた後に各社の通信料は大きく下がり、同時期に端末を通信料金に含めないような改革が行われた。2年縛りがこの頃に生まれたものの、価格の指定に関しては2段定額制などの柔軟な価格設定によって、利用度合いごとに価格をユーザーが選択することが可能となった。

しかし、スマートフォンが市場で台頭すると、大手キャリアはガラケーの通信料設定をそのままスマートフォン向けに設定した。その価格設定は、ガラケーの価格と比較して高額であるだけではなく、特に二段階定額においては、通信料が桁外れに多いスマートフォンにとっては、下限額の状態から、4分のMP3ファイルを2曲ダウンロードするだけで上限額になり、価格設定は最小か、上限かの二者択一となった。したがって、この段階で柔軟な価格設定が不可能となり、更に高額な上限額設定により、ガラケー時代の端末価格と通信料との分離した価格設定は機能しなくなったと言える。通信料だけが増加しキャリアは再び暴利を貪ることが出来るようになったのではないか。

 

現在の価格設定の何が問題か

現在の価格設定の一番の問題は端末を安く購入した人の料金を、それ以外の人が負担をしていることと同義になっていることだと考えるNRI提供の資料によると「端末価格上昇し、かつ販売奨励金(キャッシュバックなど)が増加している」「販売奨励金は通信料金から」とあるように、端末と通信料の分離が事実上機能していないことで、キャリアに金銭的に余裕ができ、キャリアは一括販売でも端末を売りやすくなったのではないかと思う。

具体的には、乗り換え限定でiPhone6s を実質0円で販売しているキャリアがある。(「実質0円」とは、端末の分割料金相当を割引き、実質通信料と同じ分だけで通話が可能となるという意味である。)おおよそのキャリアは、2年でその割賦が終了するように設定しており、2年経過後は割引がなくなる。2年目までは、端末代は通信料の中から支払っていることになる。しかし、3年目以降に関しては2年目までと同様の料金を支払う必要がある。3年目に関しては端末価格分のお小遣いをキャリアに渡しているも同然であろう。

端末をキャリアから購入している場合はこの価格設定にも納得するだろう。しかし、端末を他から購入した場合にはこの限りではない。iPhone 6sはAppleからも直接販売されている。しかしAppleから同端末を購入しキャリアで使用する場合には、前に述べた高額な通信料だけではなく、Appleへの端末料金をも支払う必要がある。キャリアから購入していない端末を使用する場合には前述の「3年目」の状態となり、キャリアに無条件にお小遣いを渡している状態である。(2年使用すれば、もう一台iPhone6s購入可能である。実質0円であれば。)

 

どのような料金設定が必要か

私は2タイプの料金設定が少なくとも必要であると考える。丁度一昔前のバリュープランのようなプランの再登場である。

  1. キャリアから端末を購入するプラン(従来の方法)
  2. 持ち込みプラン(月々サポートなどのない、持ち込み端末に対応するプラン)

1のプランは従来通りの方法であり、通信料に端末代が含まれていることを明確に打ち出す。2は端末代が通信料とは別に必要となる。端末を自分で所持している場合には持ち込みプランが利用可能である。また、価格は2比較して1の方が高額に設定されるだろう。

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